キリ番特権の短編小説第1号です。

カウント1000をGETしたキングさんへのプレゼントの短編小説です。

キングさん、といえば・・・・・・・そうです、この小説の主人公はMr.ゲーム&ウォッチです。

スマデラが舞台です・・・・。原作をテーマにしようかと思ったけどキングさんの年齢では

原作はしたことないから わからないだろうなあ・・・・って、当たり前か(^_^;)

シチュエーションは「大晦日」です・・・・。

(管理人Ruiは、小さい頃おばあちゃんに買ってもらった「パラシュート」を今でも持ってます)


タイトルは『里帰り』です。


【舞台設定説明】

舞台はスマデラのバトルステージに隣接する「選手寮」。

ここにスマデラのメンバーが、乱闘イベント期間中、住んでいます。

寮には、各選手が寝泊りする部屋のほかに、バス・トイレ・食堂・医務室等、完備してあります。

尚、医務室はDr.マリオの部屋も兼ねています。

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ここはスマデラ選手寮。選手達が乱闘イベント期間中、寝泊りしている施設だ。

今日は大晦日。

選手達が みんな、自分の寝泊りする部屋はもちろんの事、設備(シャワー、トイレ、洗面所など)も、

掃除をしていた。

「これで・・・・よしっと」

ある部屋で、真っ黒な平面男が掃除をしながら言った。

彼の名前はMr.ゲーム&ウォッチ。フラットゾーンという平面の世界から来た選手だ。

彼の寝泊りする部屋は、今、掃除が完了した。

「さて、設備掃除の手伝いでもしますか」

ガチャ・・・

ドアを開けて廊下に出ると、ルイージに呼びとめられた。

「あ、Mr.ゲーム&ウォッチ。今、手、開いてるか?」

「今、自分の部屋の掃除が終わって、設備掃除の手伝いしようとしていた所だよ」

「ちょうどよかった。男性トイレが掃除まだで、俺が行く所なんだ。手伝ってくれるか?」

「OK♪」

2人は、男性トイレに向かった。


「なんだこれ?」

Mr.ゲーム&ウォッチがトイレの個室のコーナー三角コーナー(男性トイレにも設置してる所は結構あります)

ふたを開け、見なれない物が入れて(捨てて?)あるのを見つけた。

それはとても綺麗な緑色の石だった。

「ちょっと見せて」

ルイージが見に来た。

「綺麗な石だな。でもどうしてこんな所に捨ててあるんだろな?」

「さあ・・・?」

「どうせゴミだろ。捨てちゃえば?」

「・・・・なんだか捨てるのもったいないような気がする」

「んじゃ、もらえば?三角コーナーに捨ててあるんだし」

「そうしようかな。とりあえず今は掃除中だし、手洗い場に一旦置いておこう」

Mr.ゲーム&ウォッチは手洗い場に 石を置き、掃除の続きを始めた。


ぱしっ!!

大きな音がした。

掃除中のMr.ゲーム&ウォッチとルイージは一斉に音の方向に振り向いた。

「なんだよこれ!!」

ルイージが驚いて叫んだ。手洗い場の鏡が粉々に砕けてるのだ。

「お・・・オイラじゃないよ・・・」

あわててMr.ゲーム&ウォッチが否定する。

「言わなくてもわかってる・・・普通じゃ、こんな鏡の割れ方は、しない」

ルイージは、そう言って鏡の破片を拾い集めた。

「あれ。ルイージ見て。」

「どうした?」

「石がない」

「さっきの石か?」

手洗い場に置いてあったはずの、さっきの綺麗な石がなくなっていた。

「さっきの石が、鏡わったのかも・・・・なんてね。実は謎の石とか」

「・・・・・掃除の続きするぞ」

ホラー系が苦手なルイージが、突然割れた鏡の事を無視し始めた。


「また戻ってる・・・」

驚きを通り越してMr.ゲーム&ウォッチが言った。手洗い場に置いておいたはずの綺麗な石が、

最初にあった三角コーナーの中に入ってるのだ。

「今度は何だよ?」

「石が、三角コーナーに戻ってるんだ」

「本当か?」

「気持ち悪い・・・捨てよう、こんなの」

Mr.ゲーム&ウォッチが、綺麗な石をゴミ箱に捨てようとした その時、石が光を放ちはじめた。

その光は彼の体を包み・・・・そのまま消えてしまった。

「おい!どこ行ったんだ?あの石と光は何なんだ?」

1人取り残されたルイージは、ぼう然としていた。


何なんだ?

光が消えるとMr.ゲーム&ウォッチは見知らぬ所にいた。いや、さっきの綺麗な石が彼をここに

連れてきたのだ。

「ここはどこなんだ?」

すると、どこからか声がした。

「いらっしゃい、平面君」

「誰だよ!それに、ここはどこなんだよ!」

「バトルステージにようこそ」

「バトルステージ?」

「そう。バトルステージに誘う(いざなう)石を、お前が見つけたのさ・・・・」

「さっきの石か?」

「そうだ」

「どーでもいいが、声だけじゃなく、姿も見せろよ」

「いやだ」

「卑怯だぞ!」

「卑怯でも結構」

「おいおい!」

Mr.ゲーム&ウォッチと『声』の2人(?)が、押し問答をしていると、突然、「READY GO!」と、声がした。

周辺から わらわらと、ピンクの全身網目模様の人型が集団で現れた。謎のザコ敵軍団だ。

彼等は一斉にMr.ゲーム&ウォッチに襲いかかった。

「わああ!!何だよ!」

とっさに反撃をした。

「ジャッジ!」(出した数字により攻撃方法が変わる技)

数字は1が出た。(1が出ると自分がダメージ受ける)

「わあああ!!」

その様子を『声』が あざ笑った。


「くそー・・・・倒しても倒しても現れやがる・・・・一体何匹出て来るんだよ。まさか、こっちが倒れるまで

無限に現れるのか・・・?」

数えてないので正確な数がわからないが、現れたザコ敵軍団は、ゆうに100体は越えているようだ。

しかし、無限に沸いて出てくるように見えたが倒して行くうちに、徐々にザコ敵軍団の現れる数は

減って行った。

やがてザコ敵は最後の一匹になった。

「グリーンハウス!」(殺虫剤で攻撃)

しゅーっ!!

「ファイアアタック!」(火付き棒で攻撃)

ばーーーーん!!

大きな音を立てて、最後のザコ敵は吹っ飛んで行った。

「はあ・・・・疲れた・・・」と、Mr.ゲーム&ウォッチは、その場に座りこんだ。

相手はザコ敵だったとはいえ集団なので、戦闘は かなり強烈だった。ダメージと戦い疲れで ボロボロだ。

「しかし、ここの場所に呼ばれたのは、こんなザコ集団と戦うためだけでは なさそうだな。でも、この状態で

 次の戦闘を強いられたとしても勝てるだろうか・・・・」

その時、『声』の声(?)がした。

「バトル勝利おめでとう」

「なにが おめでとうだよ!なんでオイラをここに連れてきたのか説明しろよ!」

「説明してほしいか?」

「説明しろ!第一、意味もなく戦闘するのは納得いかないし」

「・・・・・じゃあ・・・・・この私を倒すんだな。そうすれば教えてやる」

また戦闘かよ・・・・・。

大きく ため息をつくMr.ゲーム&ウォッチの目の前に、巨大な人影が現れた。

それは・・・・表面がピンクの網目の付いた人型、“謎のザコ敵”だった。ただし、サイズは巨大だが。

「ジャイアント謎のザコ敵・・・・?」(注:オリキャラです)

「私は普通の“謎のザコ敵”ではないぞ」

「・・・見たらわかる・・・」

「いざ、勝負。」

「先手必勝!ジャッジ!」

数字は5が出た。(5は相手に電撃)

「またジャッジか?・・・・ぎゃっ!!」

“ジャイアント謎のザコ敵”は電撃に驚いたようだ。

「電撃に驚いた・・・ということは、意外と弱いのかも・・・・」

「ふう。ちょっと驚いただけだ」

“ジャイアント謎のザコ敵”は、そう言うとMr.ゲーム&ウォッチの肩を、わしづかみにした。

そのまま投げ飛ばすわけでもなく、ぶんぶん降りまわす。

「うわっ!やめろぉお!・・・・酔うぅぅ・・・・」

平面で しかも体が軽い為、めちゃくちゃに降りまわされてしまった。

「ほれ、やめてやるよ!」

フリスビーのようにMr.ゲーム&ウォッチは放り投げられてしまった。

ばさっ!!(“どさっ!”ではなく)激しく全身を打ってしまう。

「うう・・・」

「どーした、そこまでか、平面君」

“ジャイアント謎のザコ敵”が、あざ笑った。


ここで負けたら、もとの世界に戻れない。また、自分がここの場所に呼ばれたかの

理由もわからないままになってしまう。

そんなの嫌だ!

全身に力をこめ、Mr.ゲーム&ウォッチは立ちあがった。

“ジャイアント謎のザコ敵”は、余裕かまして 「ほう・・・やるねえ、平面君」と言った。

「平面君って言うな」

「んじゃ、真っ黒君」

「おい!」

ツッコミをいれ、すぐに反撃に出た。

「フラッグマン!」(旗振り攻撃。敵を宙に放り投げる)

ばしっ!!“ジャイアント謎のザコ敵”の体は、宙に舞った。

「ファイア!」救助隊の助けを借り、ハイジャンプ攻撃)

今度は空中に飛び、体当たり攻撃だ。

さらに落ちてきたところにも、すかざず攻撃をする。

「バーミン!」(両手にハンマー持って攻撃)

ばしっ!今度はハンマー攻撃。

反撃されて“ジャイアント謎のザコ敵”も反撃をする。

さっきと同様、肩をわしづかみにしようとするが、Mr.ゲーム&ウォッチは、それをかわした。

「同じ攻撃(?)を何度もされるほど馬鹿じゃないぞ!・・・・・・・・・マンホール!」(マンホールの蓋で攻撃)

ばきっ!

マンホール攻撃が効いたようだ。“ジャイアント謎のザコ敵”はその場に倒れた。

イス(「ライオン」のイスです)を突き付け、Mr.ゲーム&ウォッチは、こう言った。

「オイラの勝ちだね。さっきの質問に答えてもらうよ。どうしてオイラをここに呼んだんだ?」

「説明の前に、私の正体を明かす必要があるな・・・」

「正体?」

ぼん!と音がして、“ジャイアント謎のザコ敵”が、正体を現した。その姿を見て、Mr.ゲーム&ウォッチは

驚いて顔色を変え(?)、こう言った。

「あ・・・あ・・・お・・・親方じゃないですか!」

彼の前に現れたのは、ゲームウォッチの形の顔をした老人だった。

『ゲームボーイギャラリー』のCMに出てきた老人、といえばわかるだろう。

この老人はフラットゾーンでは「親方」と呼ばれ、親しまれている。

「親方、どうしてオイラをこんな形で呼んだんですか」

「どうして、じゃないだろう」

「・・・・」

「おまえ、ここ数年、ゲームボーイ(「ゲームボーイギャラリー」の事です)やゲームキューブの方ばかり行っていて、

 フラットゾーンに全然里帰りしてないじゃないか」

「そういえば、ここ数年、里帰りしてないや・・・・」

「たまに来ても、戦闘だけして(スマデラの戦闘)、戦闘が終わるとさっさと去ってしまって・・・たまには里帰りしろよ」

「・・・・」

「普通に呼んだんじゃ、おもしろくないから、こういう形で呼び出したんだ。脅かしてすまなかったな」

「いや、脅かしたどころじゃ・・・・命がけじゃないですか」

「いや、ホントに すまんな」

「いま、スマデラの乱闘イベントに参加中なんで、ちょっと里帰りできませんが、乱闘イベントが

 ひとくぎりついたら里帰りします・・・・」

「そうしなさい。フラットゾーンのみんなが お前に会いたがってるぞ」

「はい・・・・あ。親方」

「なんだね?」

「ひとつ聞いていいですか」

「なんだね?」

「さっきのここでの戦闘に、オイラが負けてたら、どうなってたんでしょうか・・・?」

「聞きたいか?」

「・・・・はい」

「負けたら、強制的にフラットゾーンに連れて帰るつもりだった」

「!!」

「お前はフラットゾーン代表なんだぞ。さっきの戦闘で負けるようじゃ、スマデラのような乱闘イベントに

 参加しないほうがいい」

「・・・・・」

「では、元の世界に戻る準備にかかるぞ」

そう言って“親方”は、Mr.ゲーム&ウォッチに緑色の綺麗な石を差し出しだ。

ここに来る前に見つけた石と全く同じ物だった。


気がつくと、Mr.ゲーム&ウォッチは医務室のベッドで横たわっていた。

「あ、気がついた」と、Dr.マリオが言った。その横には心配げに見ているルイージの姿があった。

「なんでオイラここにいるんだ?」

ルイージが頭を下げ「すまん・・・・俺が原因だ」と言った。

「えーっと・・・」

「覚えてないようだな。実は頭を打って気を失ってたんだよ」

Dr.マリオが説明を始めた。

「ルイージが廊下の床のワックスがけをしようとしてワックスの1斗缶を運んでたら、足がもつれて転倒して

 ワックスを床にぶちまけてしまったんだ。それを廊下を通りかかったMr.ゲーム&ウォッチが誤って踏んで

 転倒して頭打って気を失ったんだよ。」

「・・・・転倒して頭打った記憶ない・・・」

「まあ、事故の瞬間って本人の記憶には無い事が多いからな。まあ、夜までベッドでゆっくりしとけよ。

 選手寮の大掃除はほとんど終わったから」

「うん・・・そうしておくよ・・・」

「俺、ちょっと出かけるから」

そう言って、Dr.マリオは出かけて行った。

Mr.ゲーム&ウォッチが横たわってるベッドの横には心配そうに見てるルイージの姿があった。


その日の深夜、日付が変わる少し前の時間、選手寮の食堂に、スマデラメンバー全員が集まっていた。

大晦日の夜ということもあり、子供のメンバーも、大人のメンバーと共に起きている。

「もうすぐ今年も終わるね〜」

子供リンクが言った。

「ああ、早いもんだな」

フォックスが言った。

時計を見ながらサムスが「もうすぐ除夜の鐘が鳴るわね」とつぶやいた。

・・・・・ごーん・・・・ごーん・・・

除夜の鐘が鳴り始めた。その音と同時にみんな一斉に「あけましておめでとう!」と言った。

直後にマリオがこう言った。

「・・・ところでみんなは、お正月期間どうするんだ?」

スマデラ乱闘イベント会場は、正月期間は休みになっている。その期間は選手達のオフ(休み)となるのだ。

「寝正月っ♪」と言ったのはリンクだった。

「着物着てお参りしようかなあ♪」そう言ったのはピーチだ。

「オイラは・・・フラットゾーンにゆっくりと里帰りしようかと。ここしばらくゆっくり帰ってないもんなあ・・・」

Mr.ゲーム&ウォッチがそう言った。

「ねえねえ。せっかくメンバー全員そろってるんだから、写真撮ろうよ」

ネスの提案に、みんなは「そうしよう!」と言った。

全員カメラの前に勢ぞろいする。

「シャッター誰が切るの?このカメラのシャッタータイマー式じゃないよね」

ピチューが聞いた。

「もちろん僕がシャッター切るよ」

ネスが答えた。

「みんな、用意して・・・・シャッター切るよ~。念動力でね。はい、チーズ♪」

カシャ。

シャッターの音がした。

<終わり>

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【あとがき】

初めての、キリ番リクエスト小説です。

えー・・・こんなあほな小説を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

昔は趣味で小説を書いてたのですが、やっぱり自分で作ったキャラを文字で動かすのと

既成のキャラを文字でうごかすのとでは、ずいぶん違いますね。 


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とってもRuiな部屋♪
https://ruiroom.halfmoon.jp/