「すごい埃だわ・・・」
アームキャノンを片手に、女性Miiがつぶやいた。
「よくここまで手入れしなかったものねえ」
アームキャノンの清掃道具を手に、女性がつぶやいた。
ここはアームキャノンの修理を受け付ける店。
そして、今アームキャノンを清掃している女性はこの店の従業員だ。
店の片隅には、写真が飾られてあった。
それはかつてのスマブラ3DS/WiiUで、Miiファイターとして戦っている女性射撃手の姿があった。
「あれから結構経ったわねえ・・・」
彼女は、そうつぶやいた。
「まあでも、あれは私の過去の栄光だし、今の私はアームキャノン修理屋の従業員だから!」
この女性の名前はシュリ。
スマブラ3DS/WiiUでMiiファイター射撃手として出場していた者だ。
突然シュリは、素早くアームキャノンを装着し、店の一角向かって撃ちはじめた。
撃ったといっても空砲だ。音しか出ない。
もちろん手にしたアームキャノンは彼女が愛用してる物であり、修理中の物ではない。
「なに店の商品持ち出そうとしてるの!」
撃たれた(実際には撃たれてないが)側は、持ち出そうとした商品をその場において慌てて店を出た。
「・・・まったく!」
シュリは持ち出されそうになった商品の無事を確認すると、元の売り場へ戻した。
-----気をつけないとね。今みたいなのだといいけど、下手すると自分が撃たれるかもしれないから-----
ピコン♪
店の片隅にあるパソコンから音がした。
「何かお知らせかしら。どうせ宣伝だろうけど・・・」
緊急の用件の可能性もあるため、一旦修理中の手を止め、パソコンに向かった。
そして届いたお知らせを確認する。
「!?」
シュリは驚いた。しかし、その後ため息をついた。
「私には、もう用がない事なのよ・・・」
「おや、何かお知らせが来てたのかい」
背後から声がした。
「ひやっ!?」
驚いて、そんな声が出たシュリだったが----
声の主は、この店の店長だった。
「ああ、いやちょっと・・・。今、お知らせが来てまして」
「お知らせ?どれどれ」
「私には、もう用がない話なの・・・」
「Switchの世界のスマブラに出場希望のMii募集。前回同様、剣士と射撃手と格闘の3種類です。
出場希望の方は、スマブラバトル運営事務所までご連絡ください。折り返し書類を送ります。
・・・か。」
「私は既に前回のWiiU/3DSのスマブラに出場したから、今後のスマブラには出られないの・・・」
「おやまあ。そういう決まりがあるのかい」
「あるの。スマブラ出場は1度だけで、以後のスマブラには参加できないという規定があって、私はそれに同意をしているからね・・・」
「しかしMiiは顔と体形と性別を変えたりできるから、別人のふりすれば・・・」
「それはしっかりと対策は取られていて無理なの」