スマブラバトルイベント期間中は、ファイターは専用の選手寮で生活をする。

もちろん集団で生活をするという事もあり、決まり事はたくさんあった。

決まり事がたくさんあるのは、ファイターは色々な世界から、やってくるからだ。

ただ、初期のロクヨン(N64)と呼ばれた時代から、そんなに決まり事の量は変わっていなかった。

『ファイター招待状は、その時のバトルイベント終了までは、他の者に見せてはならない』

こういう規定は初期のロクヨンのスマブラ時代からあった。

『但し、そのバトルイベントが終了し、ファイターが国に帰ってからは他の者に見せてもよい』

という追加の規定もある。

これは、最初から参戦しているファイターが特定の条件を満たしたら挑戦者として登場する、

“隠れファイター”の情報の漏洩を防止するの目的もあった。



ところがそのファイター招待状に関する規定が、forと呼ばれる今回から追加された。

もちろん『ファイター招待状は、その時のバトルイベント終了まで、他の者に見せてはならない』というのは前提なのだが、

『但しファイター同士なら、招待状を見せてもよい』というものが増えたのだ。



「なんだその追加規定は・・・」

そう言ったのはフォックスだった。

「手紙なんて人に見せるもんじゃないだろ。わざわざそんな規定作らなくても・・・」

やれやれ、といった感じで彼は、招待状に関する追加規定の文章を見ていた。


「いや、今回から、その規定は必要なんだよ」

そう言ったのはマリオだった。

「ん?手紙を人に見せるような習慣の世界があるのか?」

「あるよ。『どうぶつの森』だよ」

「『どうぶつの森』か!」

フォックスは驚きつつも、あらためてスマブラの参戦者の幅広さを感じた。


「それもあるんだが」

マリオが言うと、フォックスは「他にも何か理由があるのか?」と聞いた。

「今回から内容が違うファイター招待状を持つ者もいるからな。正確には『招待状』ではないんだけど」

「ああ、Miiファイターか」

「選考戦で優勝した事でスマブラの参戦権を得るという事もあるから、手紙の内容は違うんだ」

「・・・確かに、手紙の内容が違うとなれば、見てみたい気もするよな・・・」

フォックスのその言葉に、マリオは「追加規定が出来たのは、そういう事なんだ」と言った。


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